使いこなせてる?今日から役立つ「ファンクションキー」の働きまとめ
キーボードの最上段に「F1」~「F12」まで並んだキー。あなたはいくつ使っていますか?実はこの「ファンクションキー」、活用すれば文字入力やWebブラウザ上の操作が劇的にラクになるスグレモノなんです!たった1つのキーでお目当ての処理が完了するので、覚えておいて損はありません。ぜひ、日々の作業効率アップにお役立てください。
汎用性が高く、覚えておいて損はナシ!F1~F5の機能
ファンクションキーの機能は、使用ソフトなどによって異なるものの、ほとんどが共通しています。もちろん、事務職にかかせないExcelやWordでも役に立つ機能もたくさんありますよ!
「F1」
各ソフト共通で「ヘルプ」を表示します。操作に迷ったときは使ってみましょう!
「F2」
・Word 「文字列の移動」
文字列をドラッグして範囲指定した状態で「F2]を押し、カーソルを移動してEnterを押すと範囲指定した文字列が移動してきます。Ctrl+Xで切り取り、Ctrl+Vで貼り付けをするよりも簡単ですね。
・Excel 「セル内を編集」
任意のセルをクリック&F2で、セル内編集モードに切り替わります。Excelユーザーなら、この便利さがわかるはず!これからは、いちいちセルをダブルクリックする必要もありませんね。
「F3」
・ブラウザ 「ページ内検索」
Webサイトを閲覧中にF3キーを押すと、アドレスバーの下に検索窓が現れてページ内のテキストを検索することができます。お目当ての情報が見つけにくいときに使ってみてくださいね。また、パソコンのデスクトップ上で押しても検索メニューが表示されます。
「F4」
・Excel 直前の操作を繰り返す
F4が本領を発揮するのは、なんといってもExcel!いろんな場面で使えます。たとえば、連続してセルに色を付けたり太字にしたりする作業も、ワンタッチで完了。作業内容によってはかなりスピードUPできそうですよね。ただ、Ctrl+C、Ctrl+Vの繰り返しはできません。この場合は、Ctrl+Vではなくメニューから「形式を選択して貼り付け」を実行すると、そのあとにF4が使えます。
「F5」
・ブラウザ 「更新(再読み込み)」
Webサイトを見ている途中で表示が止まってしまったとき、いちいちカーソルを更新ボタンに合わせる必要はありません。これからは、F5キーで解決です。
・Word、Excel 「ジャンプ」
データ量の多いファイルを扱っているときに便利なジャンプ機能。ページや参照先を指定して、ねらった位置に移動できます。
文字入力が格段にスピードアップ!F6~F10の機能
ソフトに関係なく、日本語入力するときに使える機能が凝縮されています!どれも便利なので使ってみてくださいね。これで、かな・カナの変換はお手のものです。
「F6」
変換中の漢字を「ひらがな」に戻す
「F7」
文字入力中に押すと「全角カタカナ」に変換する
「F8」
文字入力中に押すと「半角カタカナ」に変換する
「F9」
文字入力中に押すと「全角アルファベット」に変換する
「F10」
文字入力中に押すと「半角アルファベット」に変換する
カタカナ単語やアルファベットを打つときにスペースキーを連打して変換候補から探すのは時間がかかりますよね。F10キー、ぜひ活用しましょう。
「F11」
・ブラウザ 全画面表示
Webサイト閲覧時に押すと、全画面表示と通常表示を切り替えることができます。戻したいときは、F11キーをもう一度押せばOK。
・Excel グラフ表示
グラフツールが起動して、グラフデザインの変更などができます。お仕事でグラフをよく扱う人には、ぜひ使ってほしい機能です。
「F12」
・ブラウザ 「開発者向けツールが表示される」
ブラウザの開発者向けツールは、Webデザイナーなどがよく使う機能です。手元が狂ってうっかり押してしまい「なにこの画面!?」となっても、びっくりしないでくださいね。もう一度F12キーを押せば戻ります。
・Word、Excel 「名前をつけて保存」
Ctrl+Sよりも早いですね。ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
特に、F6~F10の文字変換機能はぜひ使いこなしたい機能です。一度でも「かな/カナ/漢字」変換にイライラを感じたことのある方なら、きっと役に立つはず。今日から使える機能満載のファンクションキーの一覧、ぜひあなたもマスターしてくださいね。
また、パソナでは事務職に必要なパソコンスキルを学べるプログラムもあり、スキルアップをサポートします。ぜひオンライン講座を体験してみてください。