Power BIでどんなダッシュボードを作る?業種別活用例
こんにちは、POWER BI FORUM編集部です。
Power BIは、さまざまな業種・部門で活用できます。今回は、具体的にどのような活用の仕方があるのか、具体的なダッシュボード例を見ながら確認してみたいと思います。
保険業での活用例
保険の業務では、効率的に保険申請を進めていくことや、支払金額の動向をモニターすることなどが必要になります。たとえば、次のようなダッシュボードでは、支店ごとに切り替えて、業務の進行や支払金額がひとめでわかるようになっています。
インタラクティブなダッシュボードですので、気になる箇所をクリックすれば、相互にレポートの表示が変化します。たとえば下図では、「器物破損」をクリックすると、その種別の保険申請のみに絞り込まれて情報が表示されます。
こちらの保険業界のダッシュボード事例を実際に触ってみたい場合は、以下のリンクから、「View Repot」のボタンをクリックしてご覧になれます。
https://powerbi.microsoft.com/en-us/industries/insurance
製造業での活用例
製造業であれば、リアルタイムでパフォーマンスの指標が確かめられるダッシュボードがあると理想的です。たとえば、機械の稼働状況、工程の効率化、製造のコスト、在庫水準、損失、サイクルタイムなどがチェックできれば、ムダのない製造コントロールや、ボトルネックの早期発見などに役立ちます。
また、製造業に限らず、コスト管理はどんな業種でもモニターすべきです。以下のダッシュボード例は、全体の出費状況を時系列、部署別、科目別などの観点で、ひとめで確認できるダッシュボードになっています。
たとえば、コストが増大した月や科目が発見されたときには、下図のように、確認したい必要な箇所をクリックしていくことで内容がドリルダウン(詳細表示)されるので、数字からわかる変化に敏感に反応することができます。
こちらの事例を実際に触ってみたい場合は、以下のリンクから、「View Repot」のボタンをクリックしてご覧になれます。
https://powerbi.microsoft.com/en-us/industries/manufacturing
いかがでしたか? Power BIの分析機能を使えば、すでに社内にあるデータから、ビジネスを迅速に動かすための新たな発見が得られそうですね。このコーナーでは、Power BIでどんな分析ができるのか、実際の活用事例を今後も紹介していきたいと思います。
では、また次回!