経理の引き継ぎマニュアルはどうやって作ったらよい?
経理・会計職として働き始めたものの、前任者がきちんと引き継ぎをしてくれなかったために、困ってしまうケースもあるようです。そうならないために、引継ぎの際に実行したいマニュアル作成のヒントをご紹介します。
引き継ぎマニュアルを作ってみよう
どうまとめて良いかわからない…という方のために、「経理マニュアル作りのポイント」をご紹介します。
経理マニュアルのポイント
- 毎日繰り返しの業務でまとめる
- 月初にやることでまとめる
- 月末にやることでまとめる
- その他のイレギュラーな仕事でまとめる
- それぞれのシーンで自分が悩んだことのQ&Aを作っておく
上記の構成でまとめておくと、やるべきことがタイミング別にわかります。読む側は「自分は今、何をすればいい?」が解決でき、細かい疑問が出た際もQ&Aを見ることで解決できるでしょう。
サラッ!と読めるマニュアル作りを心掛ける
書き方のポイントとして、流れに沿って読むだけで「サラッ!」と作業できる内容を心掛けることです。まずは、仕事の流れについて最低限のことだけを厳選して書き記しておきましょう。
何から何までギッシリ書こうとするのはNGです。例えば「請求書が届いているものは『未払金』、それ以外のものは『未払費用』にする」などの細かいルールは、全体マニュアルではなく、Q&Aや注意事項リストにまとめるのがオススメ。
業務の流れの中に、細かいことを書き込んでも混乱を生むだけですので、なるべく「サラッ!」と読める構成を重視して作成しましょう。
マニュアルを作成する取り組みは自分自身の勉強になりますし、後任の方からも喜ばれますので、ぜひ実践してみてくださいね。
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