経理の「泣き別れ」ってどういう意味?


こんにちは!経理男子の彼女・ヒカリです!
パートナーと喧嘩したときとかに「別れ」を切り札として口にする人、いますよね。「じゃあ別れる?」と聞いて「イヤだ、別れたくない!」っていう答えをもらうことで、相手の気持ちを試して自分の存在価値を確認する……っていうのを聞いたことがあります。
でもそんなこと、言われたほうはたまったもんじゃないですよね!私は絶対に言わないぞ!!
男女の仲だけじゃない!「泣き別れ」のタブー

あ、これ泣き別れになっちゃってる。

うそ、ちゃんと確認した?

確認って、これは今さら私がしても意味ないよ!

意味なくないだろ、ちゃんと見たの?そのままにしたら残高が狂って……

ユーイチくん、何言ってるの!ここは私の家だよ!

ハッ……泣き別れって言うから、てっきり仕訳のミスかと……。

もーーー!仕事熱心なのはいいけど、せっかくのおうちデートを仕事と間違えるなんて!パズルなんか見て私との会話に手を抜いてる証拠だよ!!

仕方ないだろ、ついこの前子犬系男子がそのミスをしたんだから。だいたいパズルなんかってなんだ、パズルなんかって。

え?子犬系男子のミスって……泣き別れ?

そう、泣き別れのミス。

ユーイチくんたち、経理なのに印刷業もやってるの?

……はい??印刷業?
印刷と経理、それぞれの「泣き別れ」って?

泣き別れって、印刷の禁止事項のひとつなんだよね。見出しとか改行だけが本文と違う段になって読みにくくなってしまうことを泣き別れっていうの。

そうなんだ、知らなかった。経理・会計でも泣き別れってあるからそれのことかと……。

経理・会計にも泣き別れがあるの?金額の泣き別れってなんか大変なイメージ……。

経理・会計の「泣き別れ」は、当てはまりそうな勘定科目が複数あったときにそれぞれ別の勘定科目で仕訳してしまったことで、結局いくらの費用がかかっているのかがわからなくなっちゃう状態をいうんだ。家計簿で例えると、昨日の飲み代は「交際費」なのに今日の飲み代は「食費」でつけていて、現金残高の減り方が思っていたものと違う状態になってしまうこと。

今月、交際費10,000円で予算を決めていて、3,000円の飲み会を2回したから4,000円残っているはずなのに、なぜか7,000円残っていると。そして食費がなぜか3,000円余計に減っていると。つまりこういうことだね?

そういうこと。先に言っておくと、なんで泣き別れっていうのかは知らないからね。

む、先回りされた……。

しかし、泣き別れっていろいろな意味があるんだね。

そもそも「泣きながら別れる」っていうすごく悲しくて切ないことだもんね。辞書で調べると、「一緒にしておくべきものが別々になること」ってある。印刷も経理・会計もそこから派生したのかな。

その例文が「首と胴が泣き別れになる」って……。

ということで、今回の経理男子萌えポイントはこちら(ドン!)。
- 1.プライベートでも仕事の注意をしちゃうほど仕事熱心♪
- 2.泣き別れについて教えてくれる♪
- 3.私との泣き別れは絶対ない(決めつけ)♪←HOT!!

