派遣のお仕事探しをスムーズに！効率的に求人情報を見る方法って？
働きながら新しいお仕事を探すのは、手間も時間もかかってとても大変ですよね。「早く次を見つけたいのに、希望に合うお仕事がなかなか見つからない…」なんてときは、余計に焦ってしまいます。
少ない時間のなかで、効率的にお仕事を探すためのポイントのひとつが「求人情報の見方を変えてみる」こと。さらに補足するならば、“見る前の準備”こそがとても重要なのです。
今回は、効率良くお仕事を見つけるための下準備や、求人情報をチェックする際のポイントをまとめました。
お仕事探しの前に、まずは「自分を知ろう」
「お仕事探しなんて、自分の希望条件に合わせて選べば良いだけじゃないの？」と思っている方も、ちょっと待って！実は、この「自分を知る」というポイントを押さえずに、いきなりお仕事探しを始めるのはとっても効率が悪いんです。
勤務地や給与などの物理的な条件だけを見るのではなく、「今の自分にはどんな強みがあって、今後それをどう活かしていくか」など、数年後のライフプランも事前に考えておきましょう。
物理的な条件に加え、自分のキャリアや強みを活かせるお仕事を絞り込むことができれば、お仕事選びの効率もグンとUPしますよ！
物理的条件だけにとらわれない！「価値観」ベースでお仕事を選ぼう
この「自分を知る」というプロセスの中で、キャリアの棚卸しと同時に、自分の価値観を整理することも欠かせません。
自分は今後スキルアップしたいのか、もしくはお仕事は最低限の収入を得る手段と考えるのか…。それだけでも、選ぶお仕事はかなり変わってきますよね。
また、結婚や出産などのライフステージが変わっても働き続けたいなら、年齢とともにキャリアを広げられるようなお仕事を選ぶのがベストです。
お仕事に求めるモノが「環境や仲間」に比重があり、物理的な条件こそが仕事のモチベーションに大きく関わる方もいらっしゃいますよね。それならば、オフィス環境やスタッフの人数、交通費の有無などの条件にこだわってお仕事を探すと良いでしょう。
ただ、年代によって求められるスキルや役割は変化していくこともあるので、将来の選択肢を狭めないために、そのあたりのことも少し心にとどめていただければと思います。
希望のお仕事が少ない場合は、中長期的に考えて視野を広げる
ここまでご説明してきたように、「自分のキャリアや価値観を整理したうえで、将来を見据えて仕事を選ぶ」これが効率的なお仕事選びの鉄則です。しかし、希望に合う案件が少ないときはどうすれば良いのでしょうか。
まずは、エリアや通勤時間、時給などの物理的条件の幅を広げてみてください。次に、仕事内容の条件を広げ、物理的条件と比べて考えてみましょう。
例えば「希望していた英語を使うお仕事ではないけれど、物理的条件はクリアしているので、今までのスキルを活かしてステップアップができそう」といった場合です。
実際には物理的な条件が決め手になる場合もありますが、ここはなるべく冷静に、1年後、3年後、5年後の自分のキャリアパスを考えて、お仕事を選ぶことをオススメします。
狙い目は3・6・9月！求人数が増えるタイミング
条件を広げてお仕事を探しても、やっぱり希望に合う求人が少ない。その場合、お仕事探しの時期が良くないのかもしれません。折角なら、豊富なお仕事の中から自分に合ったものを選びたいですよね。参考までに、派遣の求人情報が増える時期についても頭に入れておきましょう。
まず、一番求人数が増えるのは、3月。日本では3月末に決算や期末を迎える企業が多いため、必然的に新年度となる4月からの新任・異動も多くなります。そのため、引継ぎ期間を考慮した3月末頃の募集が最も増えるのです。
次いで多いのが9月・6月。派遣は3ヶ月～6ヶ月毎の更新が多いことから、9月や6月に募集が増える傾向にあります。
反対に、繁忙期直後やGW、お盆休み、年末などの大型連休前後は求人数が減る傾向にあるのでご注意ください。
まとめ
「お仕事探しの前に自分の棚卸しが大切」というのは意外だったかもしれませんが、価値観を基準にしてお仕事を探すと、条件も絞りやすくなり、表面的な条件だけに振り回されることがないので転職の軸もブレません。
また、しっかりと下準備をしてからだと、求人情報の見るべきポイントも自然と定まってきます。ぜひ、お仕事探しの時は時間に余裕を持って、事前準備をしてみてくださいね。
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