悩み・質問

2016/04/08

派遣で働く「保育園・幼稚園ママ」のリアルが知りたい!

著者: パソナ キャリアコーチ

派遣で働く「保育園・幼稚園ママ」のリアルが知りたい!

小さい子どもを育てながら働くママにとって、仕事と家庭の両立は大きなテーマですよね。子どもが生まれる前と大きく働き方が変わるため、日々いろんな場面で戸惑いを感じることでしょう。そこで今回は、パソナで就業中の保育園児・幼稚園児をもつママさんが抱えているお悩みや、その解決方法を探ってみたいと思います。

幼児期ワーキングママのお悩み

慣れない仕事と家庭の両立に加えて、まだまだ予測不能な小さなわが子。幼児期ワーキングママのお悩みは挙げだしたらキリがありません。その中でも、代表的なものを2つピックアップしました。

「いつもイライラ→自己嫌悪の繰り返し…。」

お弁当作りや食器洗い、洗濯、身支度など、朝のママは大忙し!つい怒鳴ってしまうこともあるでしょう。でも、その後にやってくるのは、自己嫌悪なんですよね。1日中沈んだ気持ちを引きずってしまうときだってあります。それは、ママにも子どもにもよくない状況です。そんな、慢性イライラを回避するコツのひとつは「時短家事」!時短家事については、あとで詳しくご紹介しますね。

「ママ友がいなくて孤独です。」

働いていると、どうしても地域の方と知り合う機会が少なくなりがち。ママ友がいないことを不安に思う方も多くいますが、「最初はママ友がいなかったけど、そのうち自然にできた」という声もよく聞きますし、焦る必要はないのかもしれません。とはいえ、家庭や仕事の悩みを共有できる仲間の存在が心強いときもあります。残業でお迎えが間に合わないときに助け合えるのも、働くママ友同士だからこそ。ママ友を作りたいなら、送り迎えや行事のときなどに、勇気を出して自分から話しかけてみましょう。案外、他のママさんも同じことを考えていて、一気に距離が縮まるかもしれませんよ。

仕事と家庭を両立させるヒント(職場編)

ここからは、仕事と家庭を無理なく両立するためのヒントをご紹介します!

希望のお仕事に就くためには、スキルアップが不可欠!

家庭との両立もしやすい「時短」や「週3~4日」の仕事は人気があり、つねに競争率が高くなります。そんなとき、希望のお仕事への就きやすさに影響するのがスキル。たとえば、一般事務なら中級以上のOAスキルや、経理などの専門スキルを身につけるとよいでしょう。

快く受け入れてもらえるような関係作りを

特に幼児期は、急病などのアクシデントも、たびたび起こります。ただ、最初から「休むこともあるけどよろしくお願いします」とだけ言ってしまうのは考えもの。親や病児保育室に預ける、地域ママサポートに契約しておくなど、いざというときの対策をいくつか持っておきましょう。それでも、やむなくお休みになってしまったとき、快く受け入れてもらえるような人間関係を普段から築いておくことが重要です。

引継ぎがスムーズにいくように工夫をしよう

日々の進捗状況をこまめに上司に報告する、誰が見てもわかりやすい自分の業務のマニュアルを作成しておく、必要資料や作業フォルダ・ファイル名を分かりやすくしておくなど、いざというときに業務の引継ぎがスムーズに進むよう、日頃から工夫をしておくこともポイントです。

子育てと仕事を両立させるヒント(家庭編)

「完璧」よりも「いつも笑顔」のママが一番!

「仕事も家事も完璧にこなしたい!」そんな方も「そこそこ出来たら上出来」くらいに頭を切り替えましょう。ママの体は一つですから、倒れるわけにはいきません。少しぐらい手抜きしたっていいんです。そこでおすすめしたいのが、週末の有効活用。1週間分の献立を考え、買い出しに行き、お総菜を作りおきする。ここまでやっておけば、平日の家事負担がかなりラクになります。ちなみに、最近の共働き世帯の半数は、洗濯を夜に済ませるそうです。これは、朝のバタバタ回避にも役立ちそう!ママの負担が必要以上に重くならないよう、しっかり家族で話し合い、家事分担を明確にしておくのも大切なことですね。

まとめ

幼児期は、ワーキングママの基盤を築く大切な時期です。周りの協力も借りながら、自分が元気でいられるような方法を考えましょう!また、今後、子どもの成長にともなって、働き方を変える必要が生じる場合も出てくるかと思います。小学生以上の子どもを抱えるワーキングママのリアルなお悩みも、別の機会でご紹介しますね。

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。