総勘定元帳(GL)|経理用語解説

今回のご紹介する経理用語は「総勘定元帳(GL)」です。総勘定元帳は、仕訳帳と並んで主要簿に該当する、重要な帳簿。さっそくご説明していきます。

英文経理の第一歩!?「総勘定元帳(GL)」

総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)はすべての取引を各勘定科目別にまとめたもので、勘定科目別に取引の内容や残高を把握できる帳簿です。「いつお金が入って、何を買って、いくら残って……」という会社のお金の流れを記録する帳簿のうち、総勘定元帳は取引が発生するごとに必ず記入しなければならない「主要簿」に該当します。これは、以前「帳簿」をご説明した際にもお伝えしましたよね。

英文経理・英文会計において総勘定元帳は、GL(General Ledger)と表記されます。また、補助簿となる「補助元帳」は、Subsidiary Ledgerの略で、「SL(S/L)」と呼ばれています。同様に、「売上元帳」をSales Ledgerといい、表記は同じ「SL」になりますが、補助元帳のほうがメジャーのようです。

Ledger(レジャー)が元帳・台帳という意味で、それにそれぞれの役割をプラスしたのがGLであったりSLであったりします。これらはいずれも英文経理・英文会計の基本中の基本となる単語のひとつです!

経理用語ミニミニ豆知識
日本の経理の基本といえば簿記。その簿記は、Bookkeepingというのだそうです。書物を保持すること……経理の業務といえばそんな感じもしなくもない……という感じですね。英文経理と聞くと難しそうなイメージがありますが、たとえば「バランスシート」とか「キャッシュ」とかなじみのある単語も多くあります。

英文経理は、TOEICなどで確かな英語力を持っていることももちろんですが、やはり経理や会計の実務スキルを持っていることが何より大切。ひたすら用語を覚えることが英文経理をマスターするための第一歩なんだそうですよ。

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