鏡(かがみ)|経理用語解説
相手へのおもてなし「鏡(かがみ)」
今回の経理用語は「鏡(かがみ)」。
「鏡つけておいてよ」と上司に言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?経理分野における鏡とは、提出書類の概要を完結にまとめた文書のこと。提出書類に添えることで、書類の内容が一目でわかるようにするものです。
こんなことが鏡に書かれます!
- 宛先
- 表題・標目
- 内容の要約
- 合計表・集計表・一覧表
- 日付
- 作成者
多くは提出書類の一枚目につけることから、普通の送付状を「鏡」と呼ぶ企業もあります。会社によって、さまざまな「鏡」のかたちがあるようです。
経理用語ミニミニ豆知識 |
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「鏡」だけでなく、「鑑」の字やひらがなの「かがみ」も同じように使われています。ちなみに公務員の皆さんは「鑑」の字を使うことが多いそう。 「○○年鑑」や「△△名鑑」のように、中身が一目でわかるような看板や印という意味で使われています。 |
皆さんなら当たり前につけている鏡ですが、これは書類を受け取る相手へのホスピタリティでもあります。「忙しい相手でもどんな書類か一目でわかるように」という気遣いが込められているのかもしれませんね。