【未経験者編】営業事務から経理に転職したい!
未経験者が経理・会計・財務を目指す場合、まずはその仕事について知ることが大切です。そこで今回は、「営業事務職」の方が未経験から経理・会計・財務に転職する場合のルートについてご紹介してきます。
営業事務には経理・会計の要素あり!
実は、営業事務の仕事には、経理・会計・財務の業務内容に近い仕事も含まれているため、転職へのステップアップとして有効な職種なのです。
営業事務の仕事内容って?
まずは「営業事務」がどんな仕事なのか、簡単におさらいしておきましょう。営業事務では以下のような業務を行います。
・商品やサービスの受発注
・在庫や納期の管理
・見積書や請求書の作成
・入出金管理
・売上伝票の作成
・顧客管理
・電話応対
・各種データ入力
この中でとくに「入出金管理」「売上伝票の作成」は、非常に会計的要素の強い業務と言えるでしょう。その他、「請求書の発行」や「データ入力」も会計とは切っても切り離せない業務と言えますね!
入出金管理とは?
商品やサービスを受注したあと、その対価であるお金が正しく入金されたか、あるいは取引先から商品やサービスを買ったときに正しくお金が支払われているかを確認し、管理する業務でございます。これらの入出金の項目をもとに、取引内容を記す「振替伝票」を作成します。また、経費精算などの現金管理も含まれます。
売上伝票とは?
「売上伝票」とは、商品やサービスの売上取引を記載する伝票のことです。売上伝票には、日付や売上内容、金額などを記入します。たとえば、10,000円の商品を掛けで売り上げた場合、以下のような形式で表記されます。
営業事務は未経験求人が多い!?
未経験から経理・会計・財務職を目指す人にとって、「実務経験がない」という点がひとつの壁になるケースがあります。これらの職種は専門的な知識を必要とするため、経験者のみの募集ということも珍しくないのです。
…そんなときでも、未経験から会計職関連の実務経験を積む手段として、「営業事務からチャレンジする」というのは、非常に有力な選択肢になります。
事実、経理・会計・財務といった職種の未経験OK求人の割合は平均4割程度と言われていますが、営業事務の未経験OK求人の割合は平均7割程度。実務経験がなくても仕事に就くことができ、なおかつ経験を積んでいくこともできるので。
未経験から経理・会計・財務を目指す方は、まず営業事務からチャレンジしてみる方法もおすすめですよ。