ワーキングマザーのための、お仕事探しのコツ【経理事務編】
ワーキングマザーに人気の高い職種のひとつが「経理」です。伝票作成から決算処理まで業務の幅も広く、子育て中の方が活躍できるフィールドも無限大！ただ、興味はあるものの「どうすれば経理職に就けるのかわからない」「これから長くキャリアを積むにはどうすればいいのかしら？」など、なかなか一歩が踏み出せない方もいるようです。今回は、そんな方に向けてお仕事探しのコツをまとめました。
まずは実務経験を積むことが大切！お仕事探しの幅を広げてみて
本来は長期のお仕事を希望している方も、まずは「経理の実務経験を積む」ことを最優先に考えてください。短期のお仕事やパートなども視野に入れてお仕事探しをすると、可能性が広がります。たとえ短期間のお仕事であっても、職務経歴書には経理経験として記載できるので、確実に次のステップにつなげられるでしょう。
事務をしながら会計業務を覚えられる「経理事務」の募集に注目！
経理の求人を見てみると「経理事務」と記載されている場合があります。これは経理と事務の両方を行う、もしくは事務職を兼ねた経理・会計職という意味。一般事務の経験があれば、会計の実務が未経験でも就業可能な場合が多いのが特徴です。事務をしながら会計業務を覚えられるので、事務経験のある方は、経理のキャリアの第一歩として検討してみては？
資格取得なら、まずは「日商簿記3級」を目指すべし
経理に必要な資格といえば「日商簿記検定」です。企業から最もニーズの高い2級は、それなりに難易度も高く、過去3年の合格率も約2割となっています。それに比べ、3級は出題範囲も絞られているので独学でも取得しやすいレベル。ただし、やはり履歴書に胸を張って書けるのは2級以上でしょう。まずは3級を足がかりに、さらに2級を目指すのがおすすめです。
6月～9月、1月～3月チャンス！求人増量期を狙おう
もう一つ、経理の大きな特徴は毎年必ず求人増量期があるということ。企業規模にもよりますが、9~10月の中間決算や、2月の決算、年末調整などの時期に求人が増えます。だいたい2～3ヶ月前から求人をかけることが多いので、6月～9月（中間決算）、1月～3月（年次決算）が狙い目です。また、繁忙期に備えて未経験OKの経理アシスタント業務の募集も多くなるので、未経験者にはチャンスです！
まとめ
なかなか未経験で応募できる仕事がないという場合も、慌てる必要はありません。そんなときは「待ち」の時期だと捉え、短期で別の仕事をしながら簿記資格の取得に励むという方法も。資格取得に向けてモチベーションを維持する秘訣は「自分はこういう理由で経理を目指すんだ！」という明確な意志を持つことです。また、パソナのPASONA CAREER COLLEGEでは、日商簿記検定などの対策講座も開講しています。上手に計画を立てながら、チャンスをつかみましょう！
