「建設業経理士」1級を取得するウチの経理男子
こんにちは!経理男子の彼女・ヒカリです!
結婚した先輩が「恋人関係はそれぞれが成長しないと長続きしない」って言ってて、なるほどなぁ~と納得!人間として尊敬できるポイントがあって、見えないところでレベルアップしているのがわかると、自分ももっと魅力的な人間になろうって思えますよね!
私はユーイチくんの尊敬ポイントいっぱいあるけど、ユーイチくんは私に同じように思ってくれているのかな……?
業種でちがう経理・会計業務
今日、うちの会社の会計の人と話したんだ。「私の彼氏、経理男子なんですよー」って。
またいらぬことを……。
そしたら、「うちはアパレルだから棚卸とか在庫管理が大変だけど、ヒカリちゃんの彼氏も業種ならではの大変さがあるんだろうね」って言われたんだ。
確かにアパレルは棚卸とかが大変そうだな。うちは建設業だからいろいろなところが一般企業と違うんだ。
そうなの?知らなかったよ!どこも同じ簿記だと思ってた。
もちろん日本企業のほとんどは同じように複式簿記で会計処理をしているんだけど、やっぱり業種によって中身は変わってくると思うよ。日々の業務で大変になるポイントとか。
えー、あんまり想像つかないや。どんなふうに違うの?
たとえば飲食店だと、毎日レジの現金を正確に数えないといけないよね。これは同じ現金商売のアパレルもだと思うけど。接客で忙しくて事務作業ができなくて、月末に膨大な数の記帳をしないといけなくなる……とか想像できる。
うんうん、確かに。うちは本社に経理部があるからお店で細かな事務作業はしないけど、小さいお店だとレジを締めてから自分たちでやらないといけなくなるよね。
でもうちの建設業みたいな掛売商売だと、例えば建築用資材を売った代金を現金で受け取るなんてことはないから、「売掛金・買掛金」というやり方で処理されるんだ。
真由美ちゃんが「ツケ」っていってたやつだね!いやぁ~真由美ちゃんもオヤジっぽい言葉使うねぇ~!まだ若いのに!
ヒカリのその発言こそオヤジっぽいよ。
掛売は現金の流れとは完全に別だから、実際にはいくら売り上げていて、後でいくら入ってくるのかを漏らさず管理しないといけないんだよ。
経理男子は建設業経理士1級まで取得!
他にどんなことがあるの?
専門の資格がある。
資格?簿記じゃなくて?
建設業はちょっと変わっていて、一般企業の会計とはちょっと違うんだ。たとえば、一般的な商業簿記だと「売上」でも、建設業経理だと「完成工事高」になるし、「売上原価」は「完成工事原価」になるんだ。そういう建設業ならではのルールをまとめた資格が「建設業経理士」。
へー、そうなんだ!なんか難しそうだねぇ。
うーん、3級・4級はそうでもないよ。合格率が70%くらいだし。2級になると難易度が上がって合格率が40%台まで下がるけど。
ユーイチくんは持ってるの?
今の会社に内定決まったとき、4級をとったよ。
すごい!内定が決まった段階で専門の資格とるなんて、内定者の鏡だね!さすがユーイチくん、ぬかりないなぁ~!
日商簿記3級を持っていたからそんなに難しいとは思わなかったよ。難しいなと思ったのは2級からだね……それまでが割と簡単だっただけに大変だったよ。
ユーイチくん、まさか1級まで全部もっているとか……?
うん。
なんだろう……普段の私ならかっこいいってテンション上がるところなのに、この完璧すぎるストイックさと真面目な姿勢……夏休みの宿題を7月中に終わらせた学級委員を見ているようなモヤッと感……ブツブツ……
ヒカリ、何言っているかよく聞こえないよ。
夏休みの宿題は8月31日までかかってたし、資格なんて英検3級と普通自動車免許しかない私だけど、こんな私どうですか!?
え?え?急になにいってるの!?
ということで、今回の経理男子萌えポイントはこちら(ドン!)。
- 1.業種ごとの違いを説明できるほど経理LOVE♪
- 2.内定の段階で専門資格をとっている♪♪
- 3.難易度の高い建設業経理士1級までとっている♪ ←HOT!!