経理・会計担当者が知っておくべき税金の種類
経理・会計としてステップアップを考えた場合、税理について学んでおくことはとても有効です。ひと口に「税金」といっても、法人税や消費税など、いろいろな種類がありますので、今回は、経理・会計担当者が知っておくべき税金の種類について解説します。
学んでおきたいのは「申告納税方式」の税金!
会社が収める税金には、大きくわけて2種類あります。
ひとつは、会社で納税額を計算して納める「申告納税方式」の税金。もうひとつは、国や地方自治体で納税額を計算し、会社は送られてくる納付書に従って納める「賦課(ふか)課税方式」の税金です、
経理・会計の道を究めるなら、当然どちらの税金についても知識が必要です。ですが、特に力を入れたいのは「申告納税方式」のほう。なにしろ自分たちで納税額を正確に計算する必要があります。
よって、経理スキルを磨くなら「申告納税方式」の税金について学ぶのがオススメです。
まず勉強しておきたい5種類の税金
申告納税方式の税金のうち、経理・会計担当として押さえておきたいのは、以下の4つです。
・法人税
・事業税
・道府県民税
・市町村民税
なぜこの4つなのかというと、いずれも会社の所得(利益)に対してかかってくる税金であるから。会社の所得を計算するのが経理の役目ですから、その所得にかかってくる税金は優先して知っておきたい、ということです。
そして、もうひとつが消費税。日々の取引には消費税のかかるものと、かからないものがあります。「この取引では消費税がかかるのか?」ということを、ひとつひとつ見極めながら処理する必要がありますので、しっかり理解しておきましょう。
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