悩み・質問

2017/08/24

コンテナターミナルってどんなところ?

みなさん、ご機嫌よう。こんてなんじゃ。これまで貿易貨物の輸送で使用されるコンテナ保税地域についてはいろんな話をしてきたんじゃが、今回はそのコンテナが集結する港湾施設、コンテナターミナル(Container Terminal)について、全体像をお伝えできればと思いますぞ。

コンテナターミナルは海上輸送と陸上輸送の接点

みなさんはコンテナターミナルの“ターミナル”が何を意味するのか、ご存じですかな?

バスターミナル、ターミナルホテル、(空港の)第1ターミナルなど、日本語として定着している言葉ながら、どういう意味なんだろう?となった方もいるんじゃないかのう。

ターミナルは英語で“交通機関が多く集まり、人が乗り降りするところ”という意味じゃ。

コンテナターミナルはコンテナ貨物を載せた貨物船、トレーラーやトラックが集まる場所であり、貨物を積んだり降ろしたりする場所じゃから、まさに英語の意味にぴったり当てはまる場所じゃ。ちなみに、コンテナターミナルを説明するとき、“海上輸送と陸上輸送の接点”なんていわれることもあるんじゃが、今回はその全体像を紹介しますぞ。

▼コンテナターミナル(イメージ図)

みなさん、コンテナターミナルをイメージできたかのう?

まず、覚えておいて欲しいのは、コンテナターミナルは保税地域という国が設けている特別地域で、外国から運ばれてきた、まだ国内の貨物として許可されていないもの、これから外国へと運ばれる貨物が蔵置され、一般の人が入れない場所じゃ。

※関連記事:日本の中にあるのに日本ではない!?「保税地域」のこと

コンテナターミナルのなかで最も大きく場所をとっているのがCY(コンテナ・ヤード)じゃが、CYはコンテナが積まれているところになりますぞ。CFS(コンテナ・フレイト・ステーション)はコンテナに詰められる前の貨物が運び込まれる場所で、仕向地が同じ貨物がひとつにまとめられた後、CYに積まれるんじゃ。そして、このコンテナを揚げたり降ろしたりするのが、港湾の岸壁に設置されたガントリークレーンじゃ。

※関連記事:「港の岸壁にそびえ立つ『ガントリークレーン』」、「FCL貨物の流れを理解しよう」、「LCL貨物の流れを理解しよう

その他、コンテナターミナルには、保税地域内での貨物の保管や荷捌きなどの作業が許可されているフォワーダーの上屋(うわや)と呼ばれる倉庫、空のコンテナを蔵置する空バンヤード(バンプール)、また、大きな港には石油やLNGを保管するタンクがあるのじゃ。

※関連記事:「日本は石油をどの国から輸入している!?」、「日本の輸入品目第2位のLNGって何かわかりますか?

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