キャリアアップ

2017/12/19

先輩にインタビュー!秘書として活躍し続けるためのキャリアプラン

著者: パソナ キャリアコーチ(秘書担当)

先輩にインタビュー!秘書として活躍し続けるためのキャリアプラン

専門性の高い職種として、安定した人気を誇る秘書のお仕事。秘書について深く知るために、今回は「長く活躍するためのキャリアプラン」のヒントを、先輩たちのインタビューをもとに探ってみたいと思います。現役で活躍中の方も、これから秘書を目指す方もチェックしておきましょう!

幅広いキャリアプランが描けます!

秘書としてキャリアアップ する方法はいろいろありますが、まず挙げられるのは、企業秘書として、より役職の高いエグゼクティブを担当することではないでしょうか。そして、医師などを補佐する「医療秘書」、弁護士などを補佐する「法律秘書」といった専門職の秘書を目指すこともできます。業界は違えど、秘書としての基本的なスキルを活かすことが出来るでしょう。語学力を活かすなら、外資系企業の秘書という道もあります。あるいは、秘書で培ったコミュニケーション能力やホスピタリティ、情報処理能力を活かして広報や経営企画 などの異職種へ転身することも可能です。さらには、独立してマナー講師や企業研修を請け負う方もいます。

※関連記事:『秘書としてキャリアアップするために「派遣」という働き方を有効活用しよう!

キャリアアップを叶えた先輩スタッフのインタビューを紹介

次にご紹介したいのは、3人の先輩たちのインタビューです。彼女たちの経験から、今後のキャリアプランの可能性を探るヒントが見つかるかも…!?

メーカーの部長付アシスタント→3社目で社長秘書へキャリアアップしたAさん

1社目でメーカーの営業部長付アシスタントを経験したことで、「もっと本格的に秘書としてのキャリアを築きたい」と考えたAさん。転機になったのは、知人に勧められて登録したパソナでのキャリアコンサルティングでした。これから自分はどう成長していきたいのか、とことん自分と向き合って考えることができたのは、キャリアコーチのサポートがあればこそだった、と語るAさん。「企業のトップを担当する秘書になる」という目標を掲げ、2社目で経験した大手精密機器メーカーの役員秘書を経て、現在では大手通信会社の社長秘書として活躍しています。

広告会社の秘書→バイリンガルセクレタリーとして活躍するBさん

広告会社で秘書として働きながら、留学時代に培った英語力のスキルアップも自主的に継続してきたBさん。そんな彼女の夢は、英語を使って秘書業務を行う「バイリンガルセクレタリー」でした。次こそ外資系企業へ転職したいとパソナに相談した彼女は、バイリンガルセクレタリーには、語学力に加えて異文化理解や高度なコミュニケーション能力が必要だということを知りました。これまでの漠然としたイメージが具体的な目標に変わったことで、さらにモチベーションは上昇!その後も努力を重ね、晴れて外資系コンサルティング会社のバイリンガルセクレタリーになることができました。

秘書→正社員で広報部の管理職として活躍するCさん

派遣で秘書としての経験を積みながら、次のキャリアを模索していたCさん。企業の経営陣の近くで働きながら刺激を受ける中で、もっとスキルを高めて仕事の幅を広げたいという思いが日増しに強くなっていきました。パソナのキャリアコンサルティングを活用し、幾度もの面談を通して自分が目指す方向性を明確にしました。2社目ではパソナの紹介予定派遣で正社員へチャレンジし、見事採用。その企業で社長秘書を経験した後、広報部門へ異動することになりました。現在は広報部の管理職として大きなやりがいを感じながら活躍しています。

※関連記事:『秘書派遣の経験を活かす!秘書経験者のキャリアパスの具体例をご紹介

まとめ

秘書というお仕事は、その専門性の高さもさることながら、コミュニケーション能力や情報処理能力、折衝力など、実に幅広いスキルが身につきます。幾多の可能性の中から、自分が目指す方向性に応じたスキルを伸ばしていきましょう。なかなか一人では具体的なキャリアプランが描きにくいという方は、パソナの「キャリアコンサルティング」も積極的に活用してくださいね。

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