スキル

2018/10/10

現代のビジネスパーソンに必須!変化に対応できる「社会人基礎力」とは

業界や職種を問わず、現代のビジネスパーソンにとって欠かせないヒューマンスキルが集約されているのが、今回のテーマでもある「社会人基礎力」。時代の変化に柔軟に対応し、さまざまな人との関りを持って仕事をするために必要な力である、社会人基礎力についてご紹介します。

社会人基礎力とは

社会人基礎力とは「職場や地域社会で、多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことを指します。これは、2006年より経済産業省が提唱している概念で、「前に踏み出す力(Action)」「考え抜く力(Thinking)」「チームで働く力(Teamwork)」の3つの能力と、それらをさらに細分化した12の能力要素から成り立っています。近年では、就職活動を見据え、学生の社会人基礎力育成に力を入れる教育機関や、社員研修プログラムに社会人基礎力を取り入れる企業も増えているようです。また、日本だけではなく、他の経済先進国でも社会人基礎力に相当する能力(イギリス:Core skills、アメリカ:Basic skillsなど)の重要性を認識し、産学連携で能力育成に取り組んでいます。

現代は自然に社会人基礎力を身につけることが難しい?!

実は、社会人基礎力を構成する12の能力要素自体は、誰にでも備わっています。本来、それらの能力は成長過程で自然と培われていくものでした。ところが、能力を磨く場として機能していた家庭や地域コミュニティは、核家族化や少子化などによってその機能を失いつつあり、社会に出るまでに十分な社会人基礎力を習得することがむずかしくなっています。その一方で、企業は採用時に社会人基礎力を重視する傾向が一段と強まっており、社会人基礎力の需要と供給のバランスが崩れているのが現状です。

基礎学力や専門知識を活用するために、欠かせないのが社会人基礎力

2010年に経済産業省が発表した調査では、企業が学生に対して能力不足を感じるのは「主体性」「コミュニケーション能力」「粘り強さ」であるというデータが出ています。もちろん仕事をするためには、読み書きや計算などの基礎学力や業務ごとの専門知識が必要ですが、それらを柔軟に活用してパフォーマンスを発揮するためには、「主体性」や「コミュニケーション能力」に代表される社会人基礎力が必要不可欠。自ら課題を発見し、周りの人を巻き込んで主体的に動ける人材は、どこに行っても通用します。キャリアアップのために、これから何をしようかと考えている人は、まず自分の社会人基礎力のレベルをチェックしてみるのはいかがでしょう。

参考:大学生の「社会人観」の把握と「社会人基礎力」の認知度向上実証に関する調査(2010年 経済産業省)

社会人基礎力を構成する3つの能力と12の能力要素

次に、社会人基礎力を構成する3つの能力と12の能力要素について、詳しくご紹介します。「主体性」や「発信力」といった具体的な要素を理解することで、自らの社会人基礎力を知ることができますよ。ぜひ、自分の強みや弱みがどこにあるか考えながら、読み進めてくださいね。

① 前に踏み出す力(Action)…一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力
・主体性:物事に進んで取り組む力
・働きかけ力:他人に働きかけ、巻き込む力
・実行力:目的を設定し、誠実に行動する力

② 考え抜く力(Thinking)…疑問を持ち、考え抜く力
・課題発見力:現状を分析し、目的や課題を明らかにする力
・計画力:計画の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する力
・創造力:新しい価値を生み出す力

③ チームで働く力(Teamwork)…多様な人々とともに、目標に向けて協力する力
・発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
・状況把握力:自分と周囲の人々や物事殿関係性を理解する力
・規律性:社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

それぞれの能力を高めるためのヒント

人それぞれ性格や長所が違うように、12の要素すべてを完璧にする必要はありません。自分の強みを最大限活かし、強化すべき能力を向上させるべく、努力を続けることが大切。意識と行動を変えていくことで、少しずつ成長できます。

① 前に踏み出す力(Action)の高め方
主体性や実行力というのは、企業が最も重視する能力のひとつ。スキルアップのヒントは、“自分が置かれている状況を把握して、何をすべきかを考え、行動に移す”というプロセスを繰り返すことです。同時に、あいさつや礼儀、話し方や聞き方などのコミュニケーションで、ある程度アピールできる部分もあります。

② 考え抜く力(Thinking)の高め方
当たり前にやっていること、長年の習慣になっていることに対しても、常に疑問を持つことが重要です。「もっとこうすれば効率がアップするのでは?」「ミスが起きやすいのは、業務フローに原因があるのかも」など、課題に気づいたら、その解決法まで考えてみましょう。現状を分析し、あるべき姿に導く力というのは、イノベーションの原動力になります。企業からのニーズも高い能力ですから、ぜひ積極的に取り組みましょう。

③ チームで働く力(Teamwork)の高め方

シーンに合わせた適切なコミュニケーションができるよう、周りをよく観察し、相手の立場に立ってものごとを考えるクセをつけましょう。相手の意見を尊重したうえで、共通する目標に進めるような働きかけができれば、組織にとっても大きなプラスになります。どんな相手、状況にも対応できる力を高めていきましょう。

まとめ

今回ご紹介した「3つの能力と12の能力要素」を自分に当てはめてみても、「自分の強み・できることって、結局何なんだろう?」と、なかなか答えが出ない方も居らっしゃるかもしれません。そのようなときは、客観的な判断ができる人と話しながら、自分の強みについて確認するのもおすすめです。パソナのキャリアコンサルティングでは、希望すれば適性診断も受けることも可能。過去のキャリアやスキルを振り返って棚卸しながら、自分の強みや、強化していくべきポイントを一緒に確認しましょう。

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