用語

2017/10/11

カレンダーをヒートマップ化ができるBEYONDSOFT CALENDAR

著者: パソナ キャリアコーチ(事務担当)

カレンダーをヒートマップ化ができるBEYONDSOFT CALENDAR

Power BIのカスタムビジュアルは、マイクロソフトが公式に用意しているもの以外にも、多くの有志開発者によって開発されており、さまざまな機能が毎月のように追加されています。今回は、新規に追加されたカスタムビジュアルの中から、ヒートマップ機能が使えるカレンダー形式のカスタムビジュアルを紹介します。

 

日々の数値目標をヒートマップにして、ひと目で確認

Beyondsoft Calendar visualは、カレンダー形式のカスタムビジュアルです。ヒートマップ機能を使うことで、毎日の数値目標を設定しておけば、1ヶ月のカレンダー表示の形式で、その日ごとの達成状況を自動で色分け表示してくれます。チームや管理業務などにおいて、毎日の作業や売上に目標がある場合に使いやすく、便利な機能でしょう。

日々の数値目標をヒートマップにして、ひと目で確認

このカスタムビジュアルは、Office ストアから追加するか、以下のURLからもアクセスできます。
Beyondsoft Calendarのダウンロード

 

Power BIでヒートマップカレンダーを作るには

日付に関連する値があるデータがあれば、Beyondsoft Calendarを使ってヒートマップカレンダーを作るのは簡単です。ここでは、Beyondsoft Calendarカスタムビジュアルでレポートを作成する手順を紹介します。

まず、レポート画面でBeyondsoft Calendarカスタムビジュアルを作成します。データフィールドで日付を指定すると、格子状のカレンダーが作成できます。日付は、「Data Field」に配置した日付形式のデータに基づきます。1ヶ月分の表示に限るため、表示月を選ぶには、別途スライサーなどを用意するとよいでしょう。

Power BIでヒートマップカレンダーを作るには

「Measure Data」には判別に使用する値データを1つ設定できます。ここに設定した数値が、カレンダーの日付上でのカラーを決定します。そのほか、「Tool Tips」に配置した数字は、付属のデータとしてカーソルを日付の上に移動した際に表示されるツールチップ上で表示されるようになります。

Power BIでヒートマップカレンダーを作るには
図:カレンダーの上にカーソルを移動すると表示される「ツールチップ」。

引き続き、ヒートマップを設定します。ヒートマップのカラーは「書式」で設定できます。「Data Colors」のコーナーを開き、「Minimum Color」「Center Color」「Maximum Color」の色を設定します。

Power BIでヒートマップカレンダーを作るには

どの値からどの色に変化させるかの設定は、その下の欄の「Minimum Value」、「Center Value」、「Maximum Value」で指定できます。

Power BIでヒートマップカレンダーを作るには

設定例です。設定した値を境にして色が塗り替えられました。面で色が塗られるので、数字を見なくても、値が違うことがひと目でわかります。達成予想や業務の見える化にも役立ちそうなビジュアルです。

いかがでしたか。手軽に使える豊富なカスタムビジュアルは、「ホーム」リボンの「カスタムビジュアル」から追加が可能です。Power BIでのレポートのわかりやすさをアップさせたり、視覚化表現の幅を広げたりするためにご活用ください。

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。