キャリアアップ

2016/05/02

むずかしく考えなくてOK!はじめてのキャリアプランニングに挑戦

著者: パソナ キャリアコーチ

むずかしく考えなくてOK!はじめてのキャリアプランニングに挑戦

突然ですが、あなたは3年後や5年後の自分の姿をハッキリと描けていますか?「そういえば、初めての就職面接でそんなことを聞かれたなぁ…」という方も多いのではないでしょうか。近ごろは「キャリアパス」「キャリアデザイン」など「キャリア」のつく言葉を目にする機会が増えてきたように感じます。それは、目標を持って自分磨きを続けていくことが、現代の働く人たちにとって必要不可欠なテーマになっていることの表れなのかもしれませんね。今回は、キャリアプランニングについて考えてみたいと思います。

まずは、なりたい自分をイメージしてみよう!

キャリアプランニングとは「理想の自分について考える」こと。ここでは仕事に関連づけて、理想の自分をイメージしてみましょう。たとえば、これからも同じ職種でキャリアを磨きたいのか、もしくは違う職種にチャレンジしてみたいのか。あるいは海外で活躍したい、資格を取りたいなど、たくさんの選択肢が浮かびますよね。「なりたい自分」をイメージできれば、それに向けた具体的な目標もおのずと浮かんでくるでしょう。また、女性は30代、40代と年齢を重ねる中で、結婚・出産・育児などライフステージの変化を迎えます。その際、自分は仕事とどう向き合っていきたいのかも、しっかり考えてみてくださいね。

これから目標を設定したい人

具体的な目標がイメージできなかった人は、まずは「自分の強み」を探ってみましょう。これまでの経験を振り返って、成功体験や自身の成長・やりがいを感じた瞬間、楽しかった経験を思い出してください。また、人から言われてうれしかったことや、工夫してきたこと、相手が喜んでくれた行動などを洗い出す中で、自らの強みはおのずと見えてくると思います。自分の得意なことや、モチベーションが上がる原動力をしっかり把握しておくことが大切です。

仕事での目標設定がハッキリしている人

すでに将来の目標が決まっている人は、それに向かって前進あるのみ!「いつまでに」「どうなりたいか」など、具体的な期限と達成目標を設定し、それに向けて一歩一歩進んでいくことが大切です。研修やセミナーeラーニングなどをどんどん活用してください。目標が「資格取得」という方は、自分がその資格を使ってどんな風に仕事で活躍したいのかをしっかり描いてみると、やる気もグンとUPしますよ!

キャリアコーチとの対話で新しい発見があるかも!?

キャリアの棚卸や自己分析を行う際に注意したいのが、自分ひとりで行うと戦略的な考えが欠けやすいということ。これを解決するために必要なのは、第三者からの客観的な視点です。専門的な意見を参考にしたい方は、ぜひパソナのキャリアコンサルティングを活用してください。知識・経験が豊富なプロならではの“戦略的な視点”が加わることで、自分ひとりで分析したときとは違った答えが出るでしょう。また、コンサルタントとの対話を通して、思いもよらない自分の強みに気づけるかもしれません。

こんな手法も!アセスメントツールで強みを可視化する

パソナのキャリアコンサルティングでは、アセスメントツールを利用し、客観的な自己分析に役立てています。「海外で働きたいと思いますか?」「専門スキルを身につけたいですか?」など、複数の設問から、あなたの価値観や強みを分析します。結果は多角形のグラフで表されるので、自分の適性や苦手とする部分も一目瞭然。自分の進むべき道に迷っている方にとっては、今後の方向性を決めるための有効な判断材料になり、すでに目標がはっきりしている方にも、方向性を再確認するために有効な手法です。

まとめ

自分を客観的に知るのって、とてもむずかしいですよね。もし将来への不安や迷いを感じたら、今回ご紹介したキャリアコンサルティングやツールなどを活用して、キャリアプランニングに挑戦してみてはいかがですか?必ずしも好きなこと=得意なことではなかったり、薄々感じていたことがやはり弱点だったり、意外なところに適性があることがわかったりと、新たな発見があるかもしれませんよ!

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