スキル

2016/05/19

どこでも通用するスキルが欲しいなら「VBAエキスパート」がオススメ

著者: パソナ キャリアコーチ(事務担当)

どこでも通用するスキルが欲しいなら「VBAエキスパート」がオススメ

「専門性の高いスキルをものにして、主体的なキャリアアップを進めたい。」

そんな方にオススメしたいのが「VBAエキスパート」の取得です。VBAエキスパートは、「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」より一歩進んだExcel・Accessでのマクロ・VBAのスキルを証明する資格として、今注目を集めています。

今回は、VBAエキスパートの魅力や将来性について深掘りしていきましょう。

VBAエキスパートって?

VBAとは

VBAとはVisual Basic for Applicationsの略で、マクロにExcelやAccessなどのアプリケーションへの指示を記述する言語です。また、マクロとはExcelで行う一連の処理を言語として記録し、自動化する機能のこと。VBAの活用により、ExcelやAccessを駆使して膨大なデータの一括処理や定型業務を自動化することが可能になり、操作ミスを防ぐこともできます。作業時間の短縮、業務効率化のキーとなるツールとして、幅広く活用されています。

資格概要

MOSなどの資格試験を実施する、株式会社オデッセイコミュニケーションズが主催する資格のひとつ。Excel、Accessのアプリケーションごとにベーシックとスタンダードの2つのレベルを設けています。

今注目の「データオペレーション」になるために必要な資格です!

次にご紹介したいのが、「データオペレーション」というお仕事です。これはパソナオリジナルの名称で、マクロ・VBAの高いスキルを駆使して活躍する人材のこと。これからの企業にとって欠かすことのできない大規模データの分析や、経営判断に直結するようなスピーディーなデータ解析を行います。最近よく「ビッグデータの活用」という言葉を耳にするように、専門性や将来性を考えても非常に魅力があり、企業ニーズもかなり高まっています。そんなデータオペレーション担当になるためにぜひ取得したいのが、VBAエキスパートという資格なのです。

実際にあったパソナへの求人例

  • 監査計画や報告等に使用する各種データの収集、加工
  • 労働時間の状況分析、一覧化
  • 人財マップ作成(所属、氏名、職位、給与、経験年数などをマトリクスで表記など)
  • 財務関連レポート作成
  • 各店舗のデータ分析やデータ加工、データベース設計
  • 社内システム運用 etc.

学習を通して実務力もUP!メリットがたくさん!

VBAエキスパートをオススメする理由はたくさんありますが、そのうち代表的なものを3つご紹介します。

資格対策の学習で実務力もUP

実務でも登場機会の多い機能やプログラムコードを重視した試験のため、試験対策を通してマクロやVBAの実務力も身につきます。

業務効率の向上を実現!

定型業務の自動化や大量データの一括処理など、今まで時間のかかっていた作業も瞬時に完了!業務効率が飛躍的にアップします。

転職時のアピールポイントとして活かせる

業務の効率化やシステム開発など、さまざまな場面で使われているVBA・マクロのスキルは転職にも有利。資格を持っていれば、ある程度の実務力があると判断してもらえることも多いようです。

まとめ

百聞は一見にしかず。書店でテキストをめくってみるよりも、まずはセミナーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

セミナー参加をきっかけに、これまで予想もしていなかった自分のキャリアプランを描くことができるかもしれませんよ。一般事務からのステップアップを考えている方にイチオシの資格「VBAエキスパート」、ぜひチェックしてみてくださいね。

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