スキル

2016/02/02

【成長】知っておきたい、資本金の減資が会社に与える影響

おう!毎朝寒空の下で乾布摩擦をするのが日課の経理サバこと財前サバ夫だ。お前ら、1日の中で仕事が一番はかどる時間帯って、いつだか知ってるか?答えは、「人それぞれ」だ。……そりゃそうだろ、って顔をするんじゃねぇ。厳密に言えば人それぞれだが、実際は日の出が脳の覚醒スイッチを入れてくれる「朝(午前中)」が一番集中できるってヤツが多いらしいな。

そんなわけで、今回は、経理(もしくは会計士や財務担当)として知っておきたい、資本金の原資が会社に与える影響について話をしていくぜ。寝ぼけてるヤツは一度おてんと様でも拝んで、シャキッとしてから付いて来い!

あとで困らないように、知っておくべき「減資」のこと

資本金の減資が会社に与える影響と聞いて、「自分には関係ない」なんて思ってくれるなよ!お前らの会社でも、いつ資本金が減資になるか分からねぇんだからな。

あの大企業を「中小企業」にする方法

企業経営の屋台骨を支えているお前らなら、去年5月、経営再建中の某大手電機メーカーが資本金を1,200億円から1億円に減らすとか減らさないとかっていうニュース(実際は5億円に減資)が世間を賑わせたことを覚えているだろう。経営破綻したわけじゃないのに99%減資!?っていう方針に驚いた経理諸君も多いと思うが、このニュースで大事なのはそこじゃない。え?そうなの?って思ったヤツは、経理・会計・財務としてはまだまだ半人前だ。

減資で得られる二つのメリット

実はこの「1億円」っていうのがミソなんだ。資本金が1億円以下となった場合、税制上は中小企業と見なされる。中小企業と見なされれば、法人税に軽減税率が適用されたり、繰越欠損金の控除上限が取っ払われたりといった形でさまざまな税制上の優遇措置を受けられるんだ。簡単に言えば「節税」で、これが減資をするメリットの一つ。

減資をするもう一つのメリットは、赤字の補填だ。減資された約1,200億円という資本金は利益剰余金に振り替わるが、それによって資本金と繰越欠損金(累積損失)を相殺でき、貸借対照表の見た目を整えることができる。繰越欠損金が多いと銀行や取引先に不安を与えてしまう可能性があるよな?そうするとお金を集めにくくなるから、補填が重要なんだ。

有償減資と無償減資

そんなメリットがある資本金の減資は、「有償減資」と「無償減資」とに分けることができる。有償減資ってのは、当初の資本金が実際の企業規模に比べて多すぎる場合なんかにするもので、過剰な資金を配当といった形で株主に払い戻すための方法だ。それに対して、無償減資では減らした資本金を株主に払い戻すようなことはしない。お金の名前を変更する形式的な方法で、この大手電機メーカーの場合は無償減資ってことになるな。

ピンチのあとにはチャンスが来る

有償減資にしても無償減資にしても、実行するとなったらそれにともなって必要な会計処理や仕訳を行わなきゃならなくなる。それをやるのはお前たちだろう?税理士や税務署とのやり取りも多くなるし、気にしなきゃならない法令なんかも増える。資本金の減資ってのは、すべての経理にとって決して人ごとじゃないんだ。

ただ、減資によって経理や会計担当の仕事が増えるってのはネガティブなことばかりじゃない。「ピンチのあとにはチャンスが来る」ってのは、どんな分野においても共通のセオリーだからな。何かを新しく覚えなきゃならない状況は、スキルアップのチャンス。業務量の多さを嘆くだけじゃなく、業務改善ポイントを見つけたり社内貢献につなげたりするいいきっかけだと思って取り組むことが、一流の経理へと成長するためには重要だ。自分の会社が減資をすることになったら、そんな感じで頑張れよな!あばよ!

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