スキル

2016/10/31

最小ロットってどういう意味?知っておきたい「ロット(Lot)」のこと

こんにちは!貿易女子の円(まどか)です。今日は、製造会社との貿易取引での書類などにも書かれる「ロット(Lot)」についてご紹介しますね。「ロット」とは、同じ条件のもとに生産(製造)する製品の“生産(製造)数量、出荷数量の最小単位”を意味するんです。では、早速始めますよ~♪

製造会社の現場で使われる「ロット(Lot)」の意味を知ろう!

貿易の現場では、穀物や果物などの自然物を取り扱う生産会社、車や電化製品、化学品など人が製造(加工)する商品を取り扱う製造会社(メーカー)など、さまざまな会社と取引しますが、「ロット(Lot)」という言葉はとりわけ製造会社の現場でよく使われます。

一般的に製造会社は、たった1個の注文に対して応えて製造したり出荷したりするようなことはしません。そんなことをしているとコストがかさむので、それを解決するために注文数量や出荷数量の「最小単位=ロット」を取り決め取引先に提示するのです。

たとえば、1箱に入る数量が1ダース(12個)で1箱から出荷することが可能な商品は、出荷数量の「最小ロット」を12個とし、24個や36個の注文には対応するが、10個や20個という注文には応えないという基準を決めるのです。

また商品の中には、100個以上(100kg以上)という数量でなければ採算に見合わないものもあります。その場合、製造会社はその生産能力に合わせて最小注文数量=「最小ロット」を取り決めるということもあります。

このように、「ロット」という言葉はとても幅を利かせて使用されるのですが、「最小ロット」の他にも「小ロット」という言葉もよく使われます。「小ロット」は小さい最小単位を意味し、その文脈の中で意味が変わってきますが、「小ロットで購入したいんだけど…」といえば最小ロットに近い数量を指していますし、「小ロットでの生産が可能です」といえば少量生産できることをアピールしているということになります。

輸出者から発行される価格表(プライスリスト)にはLotという言葉で最小注文数量や最小単位を示していることがありますので、その内容(文脈)を見て判断しましょう。

製造会社が管理のためにつける「ロット番号」

ここまでご紹介した使い方以外によく使われるのが「ロット番号」というもの。製造会社によっては、同じ商品でも製造会社が製造年月日ごとに番号をつけたり、原材料が変わるタイミングで別の番号をつけたりして、管理することがあります。

塗料等の化学品を製造している会社では、同一環境、同一条件で、化学品を製造しても化学反応で生まれる割合が微妙に異なる場合があります。たとえばある物質が60%〜75%の主成分を占める化学品で、今日製造したものが62%の主成分が含有しているものが、翌日には71%になったりすることがあるのです。こうした商品は通常、ロット番号をつけて管理されています。

※このような商材を購入する輸入者もまた、成分に微妙な差があることを理解した上で、まずロット番号違いの複数サンプルを入手し、試験をした結果、一番適合するロット番号を指定して輸入したりします。

「ロット番号」というのは、ロットナンバー、シリアルナンバー、製造番号など会社によって呼ばれ方が異なりますが、意味していることは同じです。「ロット」にはこうした使われ方をするということも覚えておきましょう。

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