用語

2017/05/08

コンテナの陸上輸送料金「コンテナ・ドレージ」はどの区間でかかるの?

こんにちは!貿易女子の円(まどか)です。今回は「コンテナ・ドレージ」という貿易用語をご紹介します。すでに貿易事務の仕事をされている方は、フォワーダーの請求書に記載されていることも多いですしご存じだろうと思うのですが、今日は貿易初心者向けに少しかみ砕いてお話できればと思います。では、早速はじめましょう!

貨物船で運ばれたコンテナは陸上では専用トレーラーで輸送される

みなさんは、港からコンテナが運ばれるのを見たことがありますか?

コンテナ船で運ばれた20フィートコンテナや40フィートコンテナは、陸上ではコンテナ専用の牽引自動車、トレーラーで輸送されます。上の写真はトレーラーですが、いわゆるトラックとは異なり、コンテナを荷台に載せて引っ張って(牽引して)走っていますね。

コンテナはこうして輸送されるのですが、その輸送料金を「コンテナ・ドレージ(Container Drayage)」といいます。

一般に、輸出地では工場や倉庫から港(保税地域)へ、輸入地では港(保税地域)から倉庫や店舗へ運んでいますので「コンテナ・ドレージ」は貿易取引の海上輸送では必ずかかる費用です。

※フォワーダーの請求書の記載は会社によって異なるため、「コンテナ・ドレージ」と記載されていないこともあります。

日本では「コンテナ・ドレージ」が海上運賃に比べて費用がかかるため、貿易事務はフォワーダーに確認するなどしてその金額を把握しておくことが大切です。とりわけ、輸入者は、インコタームズCIPやDAPなど運賃は輸出者が支払う貿易条件であっても、輸入地の港からのコンテナ輸送費用(コンテナ・ドレージ)は輸入者負担だということを覚えておきましょう。

※インコタームズ2010では、DDP条件以外の場合は輸入地の港からの輸送費は輸入者負担になります。但し海上輸送においてDDP条件が使用されることは一般的ではないため、原則、輸入地の「コンテナ・ドレージ」は輸入者が支払うことになります。

すでに輸入取引を長くしている貿易会社は相場をご存じだと思いますが。輸入地の港から遠隔地に輸送しなければならないときには、思いのほか金額が高くつきますのでご注意ください。

実は「コンテナ・ドレージ」は往復料金で計算されている

最後に「コンテナ・ドレージ」のお話ついでに雑学的な話もご紹介します。

「コンテナ・ドレージ」は通常、往復料金になっています。これはコンテナを運ぶトレーラーは専用トレーラーということもあり、出発地から目的地に移動したあと、再び出発地に戻るためです。輸入地では、輸入者の指定場所で貨物を降ろしたあと、空になったコンテナを持ち帰ることも多いので、往復料金となっています。

コンテナ・ドレージすべてが往復料金で設定されているため、フォワーダーから「往復料金をいただきます」といわれることはないですが、雑学として頭のスミに入れておいていただければと思います。

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