用語

2015/06/04

オトナ語ならぬ略語が多い貿易事務「ないか・がいか」

みなさん、こんにちは。こんてなんじゃ。

今日は、貿易業界で使われる「ないか=国内貨物」、「がいか=外国貨物」を取り上げますぞ。貿易事務の方の中には、この言葉に馴染みのない方もいらっしゃるかもしれないが、通関業者のあいだでは時折使われる言葉だから知っておいて損はない話じゃよ!

外国貨物を「外貨(がいか)」、内国貨物を「内貨(ないか)」と略して呼ぶ

突然だが、クイズじゃ!。

ある商品を輸入するとき、外国からきた商品(外国貨物=外貨・がいか)は、【いつ】【どこで】国内で販売できる商品(内国貨物=内貨・ないか)になるかのう?

[正解]

【いつ】…輸入許可が下りたあと(通関完了後)
【どこ】…保税地域
※保税地域は、主に湾港や空港の近くに設置され、輸出入の通関手続きが完了するまで蔵置される場所です。

正解できたかのう?今日初めて「外貨」や「内貨」、「保税地域」という言葉を知ったモンには難しかったかもしれんのう。まずはぜひ、下の図をじっくり見ておくれ。

◆ 輸入(外貨 → 内貨)

船は入港すると、保税地域に横付けされ、貨物も保税地域に降ろされるのじゃ。そして、ここで輸入通関が行われとる。関税や消費税を納付して、通関が許可されると「外貨」は「内貨」になり、この貨物は国内のどこへでも運ぶことができる(販売できる)ようになるんじゃ。

◆ 輸出(内貨 → 外貨)

トラックに載っている間はもちろん、保税地域に搬入されても、輸出許可が下りるまでは「内貨」の状態じゃが、許可が下りた瞬間から「外貨」になるんじゃ。許可された貨物だけが船積みすることができ、船は外国に向けて出港するのじゃぞ。

まとめ
<外貨(外国貨物)>
 輸入許可が下りていない貨物
 輸出許可が下りた貨物
<内貨(国内貨物)>
 輸入許可が下りた貨物
 輸出許可が下りていない貨物

※上の図では、船の場合を取り上げましたが、航空便の場合も、通関手続きは保税地域で行われます。

「外貨(がいか)」と「内貨(ないか)」、わかったかのう?社内の輸入担当が、「通関で止まっていた貨物、今日、内貨(ないか)になりました」と話していたら、その時は、「内貨になった」→「輸入許可が下りた」とピンとくるようになったら、もうすっかり貿易業界人じゃぞ!

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