スキル

2018/05/01

【資格】全経簿記検定の「合格率」と「レベル感」を確認!

おう!資格取得のために常に全力を尽くしてきた歴戦の勇士、経理サバこと財前サバ夫だ!オレ様は資格を集めて胸を張りたいだけの“資格コレクター”じゃねぇが、取得するために全力で勉強に励むこと自体は大いに推奨している。今回は、試験日が5月27日と直前に迫っている全経簿記検定にフォーカスしていくぞ。

といっても、試験に臨むための直前対策は以前に説明しているから、今回は合格率から試験のレベル感がわかる内容にしていくつもりだ。興味あるヤツしかいないと思うが、しっかりついて来いよ。

全経簿記試験がどんなものか、確認しておくとするか

試験を受ける前に勉強するのは当たり前だが、自分が受けるカテゴリのレベルを知っておくのも大切だ。実力に見合ってない級をいきなり受けても合格できる保証はねぇし、仮になんらかの奇跡が起こって合格したとしても、資格取得の経験や学びのプロセスが経理・会計業務に活かせるかっていったら怪しいからな。

そこで、直近3回の各級の合格率を一覧にしてみたぞ。

全経簿記検定の合格率は……

前回行われた、平成30年2月18日(第189回)の合格率は以下の通りだ。

  上級 1級 2級 1級 基礎 合計
商会 原工 商簿 工簿
受験申込人数 2,596 692 889 4,483 614 9,090 1,076 16,844
実受験者数 2,210 587 783 4,069 575 8,107 966 15,087
合格者数 335 129 509 1,327 498 3,657 626 6,746
合格率 15.16% 21.98% 65.01% 32.61% 86.61% 45.11% 64.80% 44.71%

http://www.zenkei.or.jp/exam/bookkeeping参照

続いて、前々回の平成29年11月26日(第188回)の合格率はこうなる。なお、この回では上級の試験は行われてないから空欄にしてあるぜ。

  上級 1級 2級 1級 基礎 合計
商会 原工 商簿 工簿
受験申込人数 781 872 3,337 550 9,180 1,646 16,366
実受験者数 687 781 3,035 502 8,573 1,513 15,091
合格者数 269 395 959 398 6,373 1,041 9,435
合格率 39.16% 50.58% 31.60% 79.28% 74.34% 68.80% 62.52%

http://www.zenkei.or.jp/exam/bookkeeping参照

そして最後が、3つ前の平成29年7月9日(第187回)の結果だ。

  上級 1級 2級 1級 基礎 合計
商会 原工 商簿 工簿
受験申込人数 2,236 814 795 2,693 492 6,672 1,740 15,442
実受験者数 1,920 685 668 2,430 442 6,059 1,606 13,810
合格者数 305 242 403 994 409 4,076 1,046 1,046
合格率 15.89% 35.33% 60.33% 40.91% 92.53% 67.27% 65.13% 54.13%

http://www.zenkei.or.jp/exam/bookkeeping参照

これを見ると、上級と1級以下の合格率がかなり違うことがわかるだろう。上級の合格率は過去2回のどちらも15%台 、1級の商業簿記/会計学については第189回が約22%か。簡単じゃねぇが、ぜひ突破してほしいもんだな。この2つ以外も、実戦感覚が鈍るのを防いだり試験勉強への意欲をキープしたりするためにぜひ活かしてみてくれ。

全経簿記各級のレベル感

全経簿記には「基礎」「3級」「2級」「1級」「上級」の試験枠がある。3級は商業簿記のみだが、2級は商業簿記と工業簿記、1級は商業簿記/会計学と原価計算/工業簿記にそれぞれ分かれているのが特徴だ。合格基準は各科目(100点満点)70点以上だが、1級で商業簿記/会計学と原価計算/工業簿記のうちどちらかに合格した場合は、1年以内に残りの科目を合格すれば資格取得ってことになる。 少しややこしいが、2級の場合は商業簿記と工業簿記の資格自体が別物。1級の場合は1つの資格で、両方に合格して初めてミッションコンプリートって寸法だ。

上級も1級と同じ、商業簿記/会計学と原価計算/工業簿記について出題されるが、こっちはジャンルで合格・不合格が分かれているわけじゃねぇ。各科目(100点満点)で40点以上、かつ全4科目の合計得点で280点以上が条件だ。ひとつでも40点を下回ると、不合格になっちまうから注意しておけよ。

上級

上級に合格するには、商業簿記/会計学だと最新の会計基準を理解して財務諸表を作成できたり、上場企業で経営管理業務の一環として会計情報を利用できたりするレベルの高度な知識・スキルが必要だ。工業簿記/原価計算では、製造・販売過程に関する原価理論を十分に理解し、経理や公認会計士みてぇな専門職を目指すヤツらが受験すべきとされている。製造販売過程の責任者としての意思決定や、業績評価のための会計が運用できることが条件だ。

日商簿記1級よりも合格率は高く、就職や転職の際にスキルをアピールする十分な手段になるだろう。上級の試験に合格すれば税理士試験の受験資格が得られるってのが非常にデカい。経理・会計からのステップアップとして税理士を目指すなら、全経簿記上級を取得する価値があるだろう。

1級

1級の商業簿記/会計学では、大規模な株式会社の経理・会計・財務として複式簿記の仕組みに精通し、自社の業種だけじゃなく他業種にも応用できる能力が求められる。連結財務諸表についても初歩的な知識が必要とされるし、税金の処理や決算整理、損益計算書・貸借対照表・株主資本等変動計算書を作成する知識とスキルはマストだ。

1級の原価計算/工業簿記は中小企業くらいの規模を対象としており、製造業の経理管理者として原価についてくわしく理解したうえで、複式簿記に精通し、製造過程の帳簿を作成できるレベルが求められる。

2級

2級では、会社法の株式会社の仕組みを理解しているのが前提で、中小企業の経理・会計・財務担当や経営者として活躍できるレベルが求められる。具体的には小売や卸売業にかかわらず、他業種にも応用できる資本の調達や帳簿の作成ができる必要があるとされているんだ。また、見越し・繰延べを行う決算整理や損益計算書と貸借対照表を作成できるスキルも必須だな。

工業簿記については、製造業の簿記の学習導入部とされていて、現場の経理担当者として工程管理や実績原価にもとづいた帳簿の作成や管理能力が実用とされる。

3級

3級では、商業簿記だけが出題される。小規模な企業の経理・会計として小売業や卸売業を管理するための基本の帳簿が作成できるレベルが必要だ。また、照合機能を中心とした複式簿記の仕組みを理解し、資産負債勘定や基本的決裁整理、営業費用の決算整理(簡単な見越し・繰延べの処理)、損益計算書と貸借対照表を作成できる能力が求められる。

基礎

基礎簿記会計の試験は、簿記会計学の入門的な位置付けだ。経理・会計に携わる者として、基本的な帳簿の作成や複式簿記の原理と仕組みが理解できている必要がある。あと、決算整理がねぇ損益計算書と貸借対照表、もしくは会計報告書を作成できるスキルも求められると考えておけ。

自分のレベルに合わせた試験を受けて資格を手に入れろ

平成30年5月27日に開催される第190回の試験では、上級が実施されない。上級の合格を狙っているヤツは、平成30年7月8日開催予定の第191回の試験を目指して勉強しておくといいだろう。もちろん、自分のレベルに合わせた級を受けることから始めるのを忘れずにな。いきなり不相応な級の試験を受けて落ちちまうと、自信の喪失にもつながりかねねぇ。

まずは、一歩一歩確実に資格を取りながらスキルアップをしていくのが理想だ。それじゃ、お前たちの武運を祈っているぜ。またな!

あなたに合った経理のお仕事あります!

あなたの希望のお仕事がきっとみつかる! 「パソナJOBサーチ」
地域、職種、働き方などの
様々な条件でお仕事を検索

派遣スタッフ満足度 クチコミ1位! 派遣のお仕事探しならパソナ
まずは1分!カンタンWEB登録

「専門性を高める」「ライフスタイル重視」 理想のキャリアを実現!
パソナだからできる経理のお仕事紹介

新着記事からセミナー情報まで! お仕事で役立つ
最新情報をお届けする
シゴラボ メールマガジン

あなたのスキルを新しい環境で 専門職種の研修が充実!
PASONA CAREER COLLEGE

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお助けサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。