悩み・質問

2015/08/27

荷印の「C/NO.1-UP」の意味、わかりますか?

みなさん、ご機嫌よう。こんてなんじゃ。

8月も、まもなく終わりますのう。みなさんは今年、花火を楽しまれましたかな?ニッポンの花火は本当に豪華でキレイじゃし、ワシも大好きじゃ。現役時代、海岸沿いで打ち上げられる花火を船の上から見たときには感動したもんじゃよ。今週末や9月に入っても、花火大会はまだ行われるようじゃし、見に行かれる方はたっぷりと楽しんでくださいな!

では、今週の「貿易雑学」の話をはじめますぞ。

「No.1-UP」は「No.1から連番」の意味

貿易の仕事をされている方は、「C/No.1-UP」について説明できる方も多いじゃろうが、今日はワシなりに説明させていただこうかのう。

まず、「C/No.1-UP」の話をする前に、みなさんに知っておいてもらいたいのが「荷印(にじるし)」という言葉。荷印というのは、ケースマーク(Case Mark)、シッピングマーク(Shipping Mark)とも呼ばれ、貨物を特定し紛失を防ぐために、 段ボール箱や容器など、商品(荷物)の梱包に記載されている表示のことじゃ。

「C/No.1-UP」というのは荷印のひとつなんじゃが、「C/No.」は、梱包番号(Case No.)または、カートン番号(Carton No.)の意味、「No.1-UP」は、貨物が複数あって連番でNo.1、2、3 . . . ということを意味しておるぞ。たとえば、梱包の個数が10個あった場合、その1番目・2番目をNo.1/10・No.2/10という書き方をするんじゃ。

つまり、「-UP」は連番を意味しているのであって、 実際の梱包に書かれているわけではないのじゃ。知らなかった方は、ぜひ覚えておいてくださいのう。

通常、荷印は輸入者が輸出者に依頼し、輸出者が貨物につけるんじゃが、貿易会社や商社では、フォワーダーや専門業者に依頼してつけてもらうことも多いと聞くのう。このとき、輸出者が「C/No.1-UP」と指示すると、箱や容器などの梱包に連番で記載してもらえますぞ。

また、「C/No.1-UP」という表記は、船荷証券(B/L)やパッキングリストなど船積書類にも記載されていることが多いのう。みなさんももうおわかりかと思いますが、この表記を見たら“貨物は複数あって連番で表記されている”と考えればよいですぞ。

荷印は、貨物や運送や仕分けに関わる方がわかるように!

先ほど、「C/No.1-UP」は荷印のひとつと申し上げたんじゃが、荷印は、ケース番号(カートン番号)だけでなく、輸入者の社名やロゴ、仕向港、重量などが記載されておるんじゃ。実は、荷印には決まったフォームがなく、会社によって考え方は異なると思うんじゃが、一般的な荷印に記載されている事項をご紹介しようかのう。

■一般的な荷印(ケースマーク、シッピングマーク)例
・輸入者(買い手)の社名やロゴ(Main Mark)
・商品総名称(Item Name)
・数量 (Quantity)
・仕向港(Port Mark)
・ケース番号(Case No.、例: C/No.1-UP, C/No.1-20)
・総重量(Gross Weight)
・純重量(Net Weight)
・容積(Measurement)
・貨物の原産地表示(Country of Origin、例: Made in Japan)
・取扱上の注意(Care Mark)※

※取扱注意マーク例
FRAGILE – HANDLE WITH CARE (壊れ物につき取扱注意)
DANGEROUS (危険品)
THIS SIDE UP (天地無用:上下逆さまにしないことの意)
KEEP DRY (水濡れ注意)
KEEP OUT OF THE SUN (直射日光禁止)

荷印は、輸入者はもちろん、船会社やフォワーダー、運送業者、倉庫業者など貨物に関わる方が、貨物の中身を外から判断できるという役割があるんじゃよ。

もし、みなさんが貿易業務の中で、箱などにつける荷印を考える機会がありましたら、輸出者の方も、輸入者の方も、関わる方々全員がわかりやすい内容を念頭に考えるといいと思いますぞ!

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