悩み・質問

2017/02/21

【会計】4種類の「経過勘定」を正しく理解する

おう!数字の海を華麗に泳ぐスキルアップ伝道師、経理サバこと財前サバ夫だ。お前ら、今まで正しいと思って生きてきたのに、大人になってそれが間違いだったと知って恥ずかしくなったことはないか?ずっと「月極」を「げっきょく」と読んでいた……とかな(笑)。ま、そのレベルならかわいいもんだが、会社の財布を預かる立場でそんな恥ずかしいミスはなしにしたいよな。正確さが命の経理・会計・財務は、何事も正しく理解することに努めるべきだ。

そんなわけで、今回は「4種類の経過勘定を正しく理解する」っていうテーマでどんどん話をしていくぜ。勝手について来いよ!

会計処理の原則を守るために欠かせない「経過勘定」の正体

経過勘定ってのは、一定の契約下で、あるサービスの提供を継続的に受ける場合、あるいはサービスの提供を行う場合において、正しい損益計算を実現するために使われる勘定のことだ。時間の経過によって発生する費用や収益の中には、現金が出入りするタイミングと損益計算上の認識時期がずれることで、損益の計算が合わなくなってしまうことがある。

お前らの会社がサービスを継続的に受けたり提供したりするシーンを、期末の場面でイメージしてほしい。状況によっては、次の期に計上すべきお金を受け取ったり支払ったりする可能性があるよな?逆に、当期に計上すべきなのに受け取りや支払いが翌期になるってパターンもあるだろう。ただ、「発生主義」の観点から言えば、取引があった時点で費用と収益は計上しなきゃならねぇ。そうしたケースで活躍するのが経過勘定だ。

4種類の経過勘定って何だ?

会計処理を行う際にすべての企業が従わなければならない指標として認識されている「企業会計原則」では、経過勘定項目について以下の4つが規定されている。経過勘定には大きく「見越勘定」と「繰延勘定」の2種類があり、未払費用と未収収益は見越勘定、前払費用と前受収益は繰延勘定に該当するから覚えておくようにな。

未払費用(見越勘定・収益)

すでに提供されたサービスに対して、まだその対価を支払っていないものが未払費用だ。こういった場合では、対価は時間の経過にともなってすでに当期の費用として発生している。だから当期の損益計算書に計上するとともに、貸借対照表の負債の部に記載しなきゃならねぇんだ。

未収収益(見越勘定・費用)

すでに提供したサービスに対して、まだその対価が支払われていないものを未収収益と言う。サービスの対価は当期の収益として発生しているから、この場合は貸借対照表の資産の部に計上しつつ、当期の損益計算書に計上することを忘れるなよ。

前受収益(繰延勘定・収益)

前受収益は、まだ提供していないサービスに対して、すでに支払われた対価を指す勘定科目だ。サービス提供が次期以降になる場合、「当期の損益計算から除外する」「貸借対照表の負債の部に計上する」という会計処理が必要になってくるぜ。

前払費用(繰延勘定・費用)

最後は前払費用。まだ提供されていないサービスに対し、すでに支払われている対価を指す勘定科目だ。こっちは「当期の損益計算から除外する」「貸借対照表の資産の部に計上する」という処理をしなきゃならねぇぞ。

ややこしい「未決済項目」もセットで覚えよう

上で触れた4種類の経過勘定に似た勘定科目に、「未払金」「未収金」「前受金」「前払金」というものがある(こいつらは未決済項目っていうから覚えておくように!)。紛らわしいんだが、未決済項目は経過勘定と違って「時間の経過とは無関係」「サービス提供契約以外からも発生する」「サービスの提供もしくは受領がすべて完了したものを指す」ということを覚えておくといいぜ。

会計用語・経理用語にはややこしいものが多いが、一度覚えてしまえば怖いものはない。くれぐれも、間違って覚えて同僚や後輩に指摘されるような失態は晒すんじゃねぇぞ。じゃあ今回はこの辺でな。あばよ!

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